したがって、「化学物質の犠牲者には、目をつむろう!」特に、食糧生産・流通・保管などで使用される化学物質については、健康問題より食糧確保が優先課題です。
ですから、市民グループが《食品添加物には発ガン性・催奇形性・アレルギー性がある!》といくら訴えてみても《食糧確保のためには化学物質が必要》という観点から、国に聞き入れられることはないでしょう。
ちなみに、日本人が一生を過ごす間に《死亡する)リスク計算【生涯確率】があります。
最も一般的なリスクは交通事故、最もなさそうなリスクは落雷事故です。
化学物質のリスクはその中間におかれています。
●年間の交通事故による死亡者……10万人当り…8.5人。
●年間の化学物質による死亡者……10万人当り…1.0人。
●年間の落雷事故による死亡者……10万人当り…0.2人。
1億2500万人が生活する日本では、年間250人が化学物質による死亡者のリスクとして容認されているのです。
《化学物質を使うからには、当然リスクがある!》、《これだけのリスク覚悟》がなければ日本では暮らせません。
「私はイヤよ、化学物質で死ぬなんて絶対にイヤ」誰だってイヤです。
でも、化学物質を容認して豊かな生活を望む以上、それなりのリスクを受け入れざるを得ません。
「分かったわよ。
イヤだけど、受け入れざるを得ないのね。
じゃあ、どうすれば化学物質のリスクを軽減できるの?」化学物質の被害に敏感な方はくあれは危ない、これは危険だ、それは避けたい》とおっしゃって、化学物質の少ないものを探し求めていらっしゃいます。
経済的には大変な出費をともないますが、家族を守るためです。
可能な限り頑張ってください。
ただし、世の中には人の弱みにつけ込んだビジネスが横行しております。
ご注意ください。
特に、有機野菜、天然成分の化粧品、肌にやさしい洗剤、健康食品、ビタミン類など、多種多様の化学物質を添加していても皆さんが無知であることを利用してくいかにも天然・自然》を見せかける表現が目立っています。
化粧品などは、2001年の規制緩和によってアレルギー等皮膚障害を起こす恐れがあるこれらの有害物質はアレルギーの原因にもなります。
成分(指定成分)の表示義務がなくなりますので、危険な化学物質が入っていても私たちには見分けることができなくなります。
かといって、あまり神経質になるのもかえって危険です。
そこで、提案です。
「化学物質が体に入ってくるのは避けられない。
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